2024.09.07
#SNS運用
【成功事例で解説】コンカフェで20組以上を3ヶ月で集客したTikTok運用
近年、市場規模の増加に伴い、数が増え続けるコンカフェ業界。
勝ち上がっていくためには「集客力」が必要不可欠です。
そのためにSNS、中でも近年主流のTikTokに取り組まれる店舗様は、多くいらっしゃいます。
しかし実際は、「初めてみたもの結果が出ない‥」「集客に全然繋がらない‥」
「踊ってみてるけど‥?」と悩まれる方が多く、ご相談をいただくのも事実です。
そこで今回は弊社の実際の成功例をベースにして下記内容を紹介します。
- 実際のアカウント成功例
- コンカフェがTikTokを運用するメリット5選
- よくある失敗例と成果を出すために必要なこと3選
- 更に集客力を高める1つの裏技
是非、最後までお読みくださいませ。
4年前に個人事業主として動画編集者として起業。 その後「カメラマン・動画広告運用・SaaSでの動画内製化支援・ 動画活用コンサルティング」を経験しその後 株式会社Movie Penguinを設立。「作る」ではなく「結果に導く」をテーマに SNS運用代行と映像制作事業で50社以上を支援。
目次
実際のアカウント成功例
まずは成功例を記載いたします。
SNSアカウント:メイド社長めあ
(アカウントリンク:https://www.tiktok.com/@maidmea?_t=8rUJOn8K1S5&_r=1)
運用期間:2024年5月〜
成果
- 0組の新規集客
- 40件以上の来店見込みコメント
- 3組のリピーター獲得
- 1名のキャスト採用
- 1,000フォロワー獲得
- 28万人にアカウントがリーチ
このようにコンカフェでTikTokを活用することは「集客・採用」の両面で高い成果を見込むことが出来ます。
その辺りの理由を踏まえながら更に細かく運用するメリットを整理していきます。
コンカフェがTikTokを運用するメリット5選
①新規集客に繋がる
まずTikTokは仕組み上、再生数が獲得しやすく多くの人にアプローチできるSNSになります。極端な話の場合、上手くいくと1動画で100万人へのアプローチも可能です。
更にコンカフェは既に「メイド、アイドル、ナース」など既に独自の世界観があるため、視聴者の目に止まりやすく、再生数が伸びやすいです。
当然、再生数が伸びただけでは集客に繋がりませんが、TikTokは動画媒体のため静止画やテキストと比べてキャストやお店の魅力をより伝えることが可能です。
そのため「このキャストと会ってみたい」と思ってもらいやすく来店に繋がりやすいSNSになります。
↓実際のコメント欄↓
また動画の再生数は周り続けるため常に新規にアプローチをしているような状態、いわば「ビラ配りを自動的に行っているような状態」を作ることが可能です。
後は下記のようなお店のシステムや道案内動画を載せておくことにより来店にあたっての不安を減らすことができ、コンカフェに慣れていないお客様にきていただけます。
実際に「初めてなんですけど‥」というコメントも多数いただいております。
②紹介集客に繋がる
既に記載の通りこのアカウントで20組を集客していますが、実は半分は紹介での集客になります。
TikTokはアカウントの共有が1クリックでできるため、LINEなどのコミュニケーションツールを通じて簡単に人に紹介することが可能です。
そのため、TikTokを見て来店された方が別の方にアカウントを紹介し、その方も来店されるというような芋づる式な集客が可能です。
また、1人でいくのは不安という方が友人にアカウントを紹介して一緒に来店されるケースもあります。
③リピーター獲得に繋がる
コンカフェを経営する中では新規集客を増やすことも大切ですが既存のお客様のリピーター率を上げることも大切になります。
このリピーター率の向上には2観点で貢献します。
1つ目は定期的に投稿をすることにより、常にタッチポイントを持てることです。
来店後も度々タッチポイントを持つため、忘れられることなく「また行ってみよう」と思ってもらえます。
また、可能な場合は投稿曜日と時間を固定することで視聴者のTikTokを見る習慣に溶け込むことができます。
2点目はイベントの案内になります。
多くのコンカフェは定期的にイベントがあると思いますが、そのイベントの告知動画を投稿することによりイベントを目的としたリピート来店にも繋がります。
このようにリピーター育成にも効果があり、実際に3ヶ月で3組のリピーターを獲得できています。
④客単価向上に繋がる
これまで集客面のメリットを説明してきましたが、TikTokに限らずSNSを運用することにはキャストのブランディング要素もあります。
その結果として客単価の向上に繋がります。
実例として「SNS頑張っているから追加で注文してあげる」という応援の声やSNSの内容でコミュニケーションが盛り上がり、追加注文に至るというケースがあります。
このようにブランディングを行うことで「応援の気持ち」や「少しの憧れのような気持ち」を生むことに繋がり、客単価が少し上がる可能性があります。
⑤質の高い採用に繋がる
最後はコンカフェ経営の中で最重要と言っても過言ではないキャスト採用についてです。
コンカフェをしていたら「良いキャストを採用して周りと差をつけたい」と誰もが思うのではないでしょうか。実際に1名の採用実績があるようにTikTokは採用にも貢献します。
ポイントとしては、集客と同じく動画のためお店の雰囲気やキャストの雰囲気が伝わりやすいです。そのため「お店で働いてみたけど合わなかった‥。」といったミスマッチを減らし、質の高い採用活動が可能です。
実際の応募者の声として「怖い男性がいなさそうだった‥」「優しい雰囲気だと思った」がありました。このようにバイトルなどの媒体と比較するとより質の高い採用活動が可能です。
また下記のような採用動画を継続的に投稿するorピン留めすることで応募確率を上げることが可能です。
以上がコンカフェがTikTokを運用するメリットでしたが次からは実際にどのようにすればその成果が出るのかという観点をよくある失敗例と合わせて、説明します。
よくある失敗例と成果を出すために必要なこと3選
コンカフェにはTikTokを運用するメリットが多数あるのですが実際に正しく運用できる店舗様は多くありません。
そのため、ここでは「成果を出すために必要なこと」と「よくある失敗例」をお伝えしていきます。
①とりあえず踊るだけではダメ!企画リサーチをしよう。
まず大体の店舗様が通られる課題は「何の動画を作ったらいいんだろ‥?」です。
そして皆様、一旦流行りの音源を使って踊ってみようという落とし穴に落ちます。
実際に赤羽メイドdeカクテル様も最初は下記のような踊っているだけの動画を投稿していましたが、結果は出ていませんでした。
イメージして欲しいのですが、TikTokには数多くの動画があります。
有名YouTuberやモデルさん、ショートドラマなど。
その中で「ただ踊っているだけ」の動画を見る人はいるでしょうか‥?
ということで、まずは面白い企画を調べる必要があります。
おすすめの調べ方は下記の通りです。
- 同系統のTikTokチェック(コンカフェやキャバクラ)
- YouTubeやInstagramなどの類似アカウントチェック
まずはTikTokの検索窓に「コンカフェ」と入力し、検索しましょう。
すると下記のような画面に遷移します。
その中から、5万再生以上回っている動画をピックアップし、自分たちが出来そうな企画を見つけましょう。(YouTubeやInstagramも同様)
TikTokはマーケティング活動のため、リサーチは必要不可欠です。
そして自分達でもできそうな企画を見つけて、マネをしてみましょう。
ベンチマークアカウントを作るのも効果的です。
最初のうちはクイズ系が始めやすく、自然と個性がでるため、おすすめです。
②世界観を最大限に出そう!
TikTokには無数の動画が存在します。
その中で視聴者の目に止まるためには「アカウントの独自性」が必要不可欠で高めるためには下記が重要です。
- 衣装→コンセプトの衣装を着用
- 背景→お店の1番映る場所で撮影(お店のロゴなどがあるとなお良いです。)
- 人柄→あくまでキャラを作るのではなく、ありのままご出演ください。 (キャラを作りすぎると実際の来店の際にマイナスイメージになります。)
また視聴者の印象に残すため動画の撮影場所は基本、固定しましょう。
③全てが水の泡に!4方法で地域へのターゲティングをしよう!
上記のようにリサーチをしっかりとし、世界観を表現できればある程度再生数を獲得することは可能です。しかしここで1つの問題が生じます。
「再生数を伸ばしても本当に集客に繋がるの?」
回答は地域へのターゲッティングをすることで繋げることが可能です。
逆にTikTokは全世界への発信が可能なため、地域へのターゲッティングをしなければ、全く来店が見込めない方へ届いてしまいます。
極端な話、沖縄にあるコンカフェが北海道の人にメインに届くということもあり得ます。
そうならないために、下記の4つを行うことが必要です。
①アカウントのプロフィール文に場所を入れる
↓参考例↓
②お店の紹介動画をピン留めする
↓参考例↓
動画内に地域のワードを入れる
↓参考例 ※5秒地点↓
④ハッシュタグにターゲット地域を入れる
↓参考例↓
この4つを行うことによりTikTok側が次第に学習をしてターゲット地域の方にメインに届くようになり、集客に繋がります。
ショート動画で更に集客する裏技
ここからはより効果的にTikTokを活用するために‥という観点で
①Instagram/YouTubeShortsへの投稿展開
他のショート動画媒体へも積極的に投稿をしましょう。
Instagramはリール動画、YouTubeはYouTubeShortsというそれぞれショート動画を投稿することができる場所があります。TikTokは近年主流になってきたアプリのためまだまだアプリの使用人数では劣りますし、年齢層も異なります。
またアルゴリズムの違いからTikTokでは500再生ほどでも他のSNSでは1万再生を超えるということもよくあります。
そのため、1つ作った動画を展開するのは非常に効果的です。
実際に赤羽メイドdeカクテル様もInstagramへの投稿を開始しましたが早速、店舗への来店コメントをいただいております。
まとめ
このようにコンカフェ業界はTikTokと非常に相性が良く正しく運用を行うことができれば高い成果を見込むことが可能です。
是非、この記事内容を参考にしながらTikTok運用を初めてみてはいかがでしょうか。
最後に弊社はコンカフェ業界を始めとし、TikTok運用を行っている会社になります。
費用は「15万円〜/月」と1店舗様にとっても始めやすい金額になっております。
「内製で行うのは企画や編集するのが大変‥」「キャストの子たちの負担にしたくない‥」などがございましたら、是非ご検討くださいませ。
また既にアカウントを開設されている店舗様は無料でコンサルティングも行っておりますので、そちらもご検討ください。
最後によりコンカフェのTikTok運用を詳しく知りたい方は
下記の動画をご覧ください。
今回の成功事例で取り上げた赤羽メイドdeカクテル様の店長のめあさんにお話をいただいております。
記事内では記載のない「リアルなお客様の反応」や「結果測定方法」「運用フロー」などがあり、お役立ちできるかと思います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お問い合わせやその他の記事は下記からよろしくお願いいたします。